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    2013.04.25

    【コラム】 ネガティブな自分でも大丈夫

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    「ネガティブな自分が嫌い」という人は多いのではないでしょうか。

     

    世の中的にも、ポジティブな人だとか前向きな考え方が素晴らしいこと、ネガティブな人や気持ちはよくないこと、という風潮があるようです。

    ネガティブに陥ると運が落ちるよとか、悲観的に考えるとそれが現実化するよ、なんて言われ方をすることもあります。

     

    だから、いつも前向きでいなくちゃ。明るくいい方向にものごとを捉えなくちゃ。そんなふうに「~しなくちゃ」という気持ちで、無理やりポジティブであろうとする。そんな自分に心あたりはありませんか?

     

    自然と明るくポジティブでいられるならいいですが、無理やりポジティブでいようとすると、苦しくなってしまいます。ネガティブな自分はダメ。後ろ向きにものごとを考えてはダメ。そうやって思うことが、結局、自分の感情や自分自身を否定することにもつながるでしょう。

     

    誰だってマイナス思考に陥ることはあるもの。悲しくなったり、絶望的な気持ちになったり、未来に不安を感じたりするのは普通です。何が起きても明るく元気、未来には期待しかない、なんて人はいません。逆にいたらおかしいです。

     

    だから、どんな想いが浮かんできたとしても、否定はしないでください。感情を抑えつけようとは思わないで。

    悲しい、不安、心配、といったマイナスな気持ちが起きてきたら、ただ、受け入れましょう。「ああ、また不安になってるな」「また落ち込んでる」「後悔してる」と、その感情をシンプルに感じ、流していければいいのです。

     

    無理に前向きになろうとしなくても、時間とともにネガティブな思いは薄らいでいきます。

     

    感情は否定せず、でもその一方で、心が自然と楽しくなれるようなことを、自分にしてあげるといいですね。

    たとえば、明るく前向きな友達に電話をして思いっきり愚痴る。「なに不安になってるの? ぜんぜん大丈夫だよ~!」と明るく笑い飛ばしてもらえば、悲観的な考えも薄れていくでしょう。

    何も考えまいと、お笑い番組を見るとか、芸人のDVDを見る、なんてことでもいいでしょう。

     

    自然と笑いが出てくるようになれば、感情はいつの間にか切り替わっています。そうなると「なぜあんなに暗い気持ちになっていたのだろう?」と、逆に不思議に思うようになるはず。

     

    感情にふたをすることより、いつでも自分に楽しさや気持ちよさを与え続けることを考えてみてください。自然とポジティブでいられるようになりますよ。

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