CITY LIVING TOKYO ニュースコラムに掲載されました。
大嫌いな人とのゴタゴタにサヨナラできる、悪縁を断つ方法
どうしても気が合わない人、こちらは苦手なのになぜか粘着してくる人。仕事でもプライベートでもいますよね。とはいえ大人ですから、あまり大っぴらに避けることもできません。そんなときにおすすめの方法を、ライフアップコーチのあべけいこ先生に聞きました！
“縁”の方位である東南、“離”の方位の南を整える
——人間関係の改善には家の中心から見て東南と南の場所がとても大事、だということですがどうしてでしょう？
あべ：風水では、“縁”を司るのは東南の方位とされています。家の中心から見て東南にあたる場所にお風呂やトイレなどの水場があったり、間取りが欠けていたりすると、良縁を得られにくくなると言われていますので、家を選ぶときは、そうしたことも考慮してみてください。
現在、そういう住まいに住んでいる方は、東南の場所をこまめに掃除し、観葉植物と盛り塩を置きましょう。盛り塩は２～３日おきに替えること。すると、悪縁の改善につながります。
また、東南は“風”の性質を持つので、風通し良くしておくことも大切。シフォンなど柔らかい素材の布やカーテンをかけるなど、風を感じられる空間にするのもいいですね。よい香りも人間関係運をアップさせてくれるので、東南の場所でアロマを炊くのもいいですね。
——たとえ理想的な間取りでなくても、工夫次第で運気アップができるんですね。
あべ：それから、南は風水では火の場所にあたり、ここに水回りがあったり水槽を置いていたりすると家族がイライラしたり喧嘩が多くなったりします。家の中がギスギスしているなぁ…と感じる人は、部屋の南側をチェックしてみて。この場所を整えることで喧嘩やトラブルが減ってくるはず。“離”の働きもあるので、悪縁を断つのにも効果があります。
南と相性がいいのは、美しいもの、芸術品、光るもの、対になっているもの。同じフロアスタンドを２つ立てたり、美しい絵を飾ったり、美術工芸品を置いたりするとよいでしょう。
玄関に置く風水グッズで、邪気を家の中に入り込ませない！
玄関にも気を配って幸運を呼び込もう
——風水でいうと、玄関も大切ですよね。
玄関はあらゆる運がやってくる入口です。よい運も悪い運も玄関からやってきます。邪気をシャットアウトすることで、悪縁から身を守ることもできます。
一番のおすすめは、玄関を入って左右どちらかの壁に八角形の鏡を飾ること。鏡は悪い気を反射する力を持ち、八角形は全体のバランスを整える形。邪気を跳ね返し、家の中に調和をもたらします。ただし、玄関の正面に置くのはNG。悪い気だけでなく、良い気まで跳ね返してしまいます。
さらに強力に悪縁を避けたいなら、『ヤアズ』の置物をあわせて置いてみて。ヤアズとは龍の9匹の子供のうち7番目の子で、邪気を飲み込み、良い気だけを取り込む瑞獣（おめでたいことの前兆として現れる架空の動物）。家内安全のお守りとして、古くから親しまれています。
夫や姑など人間関係の問題が家の中にある場合は、鏡とヤアズを居間に置きましょう。みんなが集まる場の気が良くなり、問題が収まる場合も。仕事先などで不要な邪気を跳ね返したいのなら、小型の八角形の鏡やヤアズのキーホルダーを持ち歩くのもおすすめです。
——鏡とセットで、かなり強力なお守りになりそうですね。
イメージの力で苦手なあの人を遠ざける、究極の方法
——特定の人との縁を切りたい場合はどうしたらいいでしょう？
あべ： そういう場合は、イメージングの力を借りましょう。相手と自分につながっている“エネルギーコード”をカットするのです。
——エネルギーコードとは？
あべ：その名の通り、エネルギーのコード、エネルギーのつながりです。人や物はすべて特定のエネルギーを発していますが、たとえばおしゃべりしたり、その人のことを思い浮かべるなどすると、簡単にエネルギーがつながった状態になります。
接触が終わればまた途切れるのですが、家族や恋人など関係性の強い相手だったり、向こうが自分に何らかの強い感情を抱いていたりすると、常につながっている状態になるんです。すると、『離れたい』と思ってもなかなか離れられない…ということに。
縁を切りたいなら、このコードを切る必要があります。具体的な方法としては、目をつぶって、自分とその人をつなげているエネルギーコードをイメージします。紐や鎖などの状態で見えてきたら、それをハサミやナイフで切るのです。
切ったコードは燃やして灰にしてしまいましょう。『この人との学びはもう終わりました』と念じながら行うとなおいいでしょう。イメージ遊びのようですが、実際にコードを切った後から関係性が変わってきた…という実例はとても多いのです。
——すぐにできてお金もかからないので、悪縁に困っている人は試してみるといいかもしれませんね。
＜取材／文：島田彩子 監修：スピリチュアルメンター あべけいこ＞
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