週刊SPA!の女子向けサイト「女子SPA!」でコラムを執筆させていただきました。
アベノミクス効果で景気が回復!
…って、本当でしょうか?多少はよくなっていそうなニュースをテレビや新聞では見聞きしますが、現実問題、私たちのお財布事情は良くなったか、というと大して変わっていないのではないでしょうか。「お金がすべてじゃない」「お金で幸せは買えない」なんて言葉、昔から本当によく聞きますが、やっぱりお金、欲しいですよね。新しい洋服だって欲しいし、海外旅行にも行きたいし、美容にだってお金をかけたい!というのがホンネでは。
ということで、わたくし、ライフアップコーチのあべけいこが、金運が上がるちょっとしたコツをお教えしましょう。
お金持ちになれる人、なれない人
さて、お金持ちと貧乏な人の違いは何でしょうか。
もちろん病気で働けないとか社会的な事情もいろいろありますが、マインド面で決定的に違うのは、お金に対する考え方です。お金持ちの人はお金が好きです。お金を良いものと思っています。それに対して、お金を悪いものと思って、持つことに罪悪感を覚えていると、お金持ちにはなれません。
そう、お金に対する心のブロックがあるのです。いくら頭で「お金が欲しい」と思っても、無意識で「お金は悪いもの」と思っていると、お金を得る行動が取れません。たとえ入ってきても、すぐに使ってしまいます。「お金は悪いものだから、お金を欲しいと思う私も悪い、それを得ている私も悪い」と思ってしまうのです。
たとえば、会社勤めをしている人ならば、安月給でこき使われて、頭では嫌だと思いながらも「お金にこだわらずに働いている自分は偉い」と無意識に考え、その立場に甘んじてしまう。自営業の人ならば、「高いお金を請求するのは悪いこと」「安い値段で請け負ってあげて良いことをしている」と考えて“貧乏暇なし”状態に陥ってしまう。万が一、大金が入ってきたりすると「バチが当たるかも」「ほかのことで悪いことが起きるかも」なんて不安になる……。挙句、どうでもいいものにお金を使ったり、パーっと人におごったりしてしまいます。
無意識で「お金=悪」と思っていませんか?
しかし、ちょっと考えてみてください。お金は悪いものでしょうか。
お金があればどこにだって行けます。欲しいものが買えます。素敵な家に住めます。大事な人にプレゼントができます。お金は私たちに“快”を授けてくれます。こんな素晴らしいものはありません。
私たちは子供の頃から「お金は悪いもの」という価値観を植え付けられて育ちます。ドラマや映画ではお金を奪い合う悪い人たちがドンパチ繰り広げ、お金が原因の殺人事件があり、横領事件があり……。両親の価値観が引き継がれる場合もあるでしょう。大人になってお金は悪いものじゃないと理解できるようになっても、子供の頃に受けた刷り込みは強烈です。そのため「お金=悪」という図式が心に出来上がってしまうのです。
これを解消しなければ、一生お金持ちになれません。お金を得る行動に対して、無意識にブレーキをかけてしまうから。
どうしたらよいでしょう。大事なことはお金を好きになることです。お金を好きになれば、たくさん持ちたいと心から思うでしょう。お金を稼ぐ行動がスムーズに取れるようになるし、お金持ちの知り合いも増えていきます。お金を大事に扱って、無駄遣いをすることもなくなります。
そのためには、「お金はよいもの」というイメージを心に植え付けることが必要です。
1万円→1万エネルギーと呼び方を変える
私がオススメするのは、お金の呼び方を「円」ではなく「エネルギー」と呼ぶこと。1000円、1万円でなく、1000エネルギー、1万エネルギー……すなわち「1000エネ」「1万エネ」と数えるのです。
お金は、自分がしたことの対価として受け取るもの。まっとうに生きてキチンとお金を稼ぐならば、自分のした働きと同等のお金を受け取るはずです。それを、エネルギーとして考えます。たとえば、1か月のお給料が手取りで25万円なら、あなたの1か月の働きは「25万エネルギー」。25万エネルギーだけ人や会社、世間の役に立ったということです。
こんなふうに、もらったお金を自分が貢献したエネルギーと考えたら、罪悪感はなくなります。むしろ、もっと稼ごうという気持ちにもなるでしょう。また、持っているエネルギーを無駄に使うこともなくなります。
私はできるだけたくさんの人に貢献したいなあと考えているので、1か月に1000万エネ稼げる人になりたいな♪
<TEXT/スピリチュアルメンターあべけいこ>