週刊SPA!の女子向けサイト「女子SPA!」でコラムを執筆させていただきました。
がんばっているのに仕事や恋愛がうまくいかない。悪いことが続けて起こる。そんなときは、より事態を悪化させないよう、運気には敏感になっておきましょう。ということで、私・ライフアップコーチのあべけいこが、悪運を断ち切り幸運を呼び込む簡単な方法をお教えしましょう。
それは、古い物を捨てること。
「掃除で運が上がる」とはよく言われることですが、これ、本当なのです。風水の見地からいえば、いらない物、古い物を溜め込んでおくことは、気の流れを滞らせることにつながります。古い物には陰の気がつきやすく、溜めこんでおくことで悪い運気が引き寄せられてきてしまうのです。
特に、気に入らない物、運の悪い人や嫌いな人からもらった物、不運な時期に使っていた物などは、強いマイナスの気をとなりやすいので要注意。
良い気は新しい物、お気に入りの物につきます。いらない物は捨てましょう。本当に必要な物だけに囲まれてシンプルに暮らせば、良い気が軽やかにめぐり始め、運もぐんぐん上がります。特に捨てたほうがいい物と、捨て方をお教えしますね。
着ない服は紙袋に入れて捨てる
クローゼットは運を溜めておく場所。ここに着ない服や古い服をぎゅうぎゅうに詰め込んでいるのは、悪運を自ら背負いこんでいるのと同じこと。出会いの縁も減ってしまいます。着ない服は当然のこと、お気に入りでも3年以上前の洋服は処分したほうが“運の見地”からするといいですね。
クローゼットは7~8割程度の容量で、なおかつ新しくてお気に入りのものばかりが入っている……という状態がベストです。新しい服を1着買ったら古い服を捨てるか、人にあげるなどして、一定の容量を保つようにしてください。
洋服は生ごみなどと一緒に捨てるのはNG。ビニール袋でなく、紙袋に入れて所定の場所に捨てましょう。
汚い靴は運気を下げる
靴は自分を人や場所、出来事に運ぶ役割を持つアイテム。良い気の靴は良い人や場所、出来事と出会わせてくれます。運を上げるために、良い気がついた靴を履くことは必須です。
悪い気の靴とは、汚れていたり履きつぶされているような靴。気に入らずに靴箱に入れっぱなしの靴も、同様に運を下げるモトに。普段からしっかりお手入れをして、古い靴や履かない靴は捨てましょう。
捨て方は洋服と同じです。ほかのゴミと一緒にせず、紙袋に入れて所定の場所へ。
古雑誌や古新聞は仕事運に影響する
紙類は「木」の気。行動力や発展運、仕事運に影響を及ぼすアイテムです。雑誌や新聞を部屋の隅に山積みにしていたり、机の上に仕事の書類を積み重ねていると、やる気がダウン。仕事運にも悪影響を及ぼします。
必要なものだけを切りぬくなどしてファイリングして、なるべく部屋の中に紙ごみが溜まらないようにしましょう。
元恋人の写真や手紙が縁を遠ざける
写真はその瞬間の「気」を封入するもの。また、手紙も同じです。書いた人の想いが“念”として込められていますから、元彼との写真やもらった手紙などをいつまでも取っておくと、古い縁がなかなか切れないということに。いきおい、新しい縁に巡り合いにくくなってしまいます。
特に、別れの手紙や恨みのこもった手紙は強力なマイナスの気を発するアイテム。即刻捨てましょう。
捨てる時にはハサミでどこか一カ所を切って、塩をひとつまみ入れて白い紙にくるんでゴミ箱へ。ベランダや庭で焼いてしまうのもいいでしょう。
中古品や古着、アンティークの物
中古品や古着には、以前使っていた人の気がついています。それが知っている人で運のいい人や成功している人の物であればよいですが、知らない相手の場合、悪い気をもらってしまう場合があります。なるべく中古品や古着などは使わないほうがいいでしょう。
“軍モノ”などといわれる軍隊や戦争で使われた物など、(軍関係者でもないかぎり)もってのほか。強力なマイナスの気を発するアイテムで、持っていることで運がどんどん落ちてしまいます。
形にも気が宿るので、スカル柄もオススメできません。これらのグッズもすみやかに捨てましょう。
補足ですが、ある時突然「そうだ、掃除しよう」と思い立つとか、急に物を捨て出したりするときは、運気が上向いている証拠。このコラムを読んで「私も捨てよう!」と思ったあなた、それこそ運が上がる前触れです。さっそく片づけを開始しましょう。
<TEXT/スピリチュアルメンターあべけいこ>