恋愛で悩めるあなた。
「自分は恋愛で幸せになれない星の下に生まれてきているのかも」
「自分なんて容姿もよくないし、誰からも愛されるはずがない」
「自分のことを本当にわかってくれる人なんていない」
なんて思っていませんか?
あるいは、もう2度と傷つきたくないから、恋愛から目をそむけてしまっているとか、過去の恋愛がトラウマになって恋をするのが怖い…、という人もいるかもしれませんね。
でも、そんなことは、絶対にないのです。
あなたは必ず、あなたを心から愛してくれる素晴らしいパートナーと巡り合い、しあわせな恋愛ができるのです。
あなたが恋愛でしあわせを感じられないことと、あなたの外見とは、ほとんど関係がありません。
「もっと美しければ、きっとしあわせな恋愛ができるのに」と思っても、それは、現状に対する言い訳でしかありません。
確かに、外見がよければ恋のチャンスも多いでしょうし、異性に好かれる確率も上がるかもしれません。
けれども、必ずしも美女やイケメン君ばかりが”しあわせな恋”をしているわけではありません。
むしろ、美女ほど、男性に狙われやすいばかりに、恋愛で面倒なことが起きたり、中途半端な関係に悩むことになったり、本当に好きな人とだけはうまくいかなかった…ということが起きがちです。
イケメン君だって、簡単にまわりの女性を落とせたとしても、それだけに心から愛せる相手が見つからないとか、自分が本当に愛する人にだけは振り向いてもらえない、といったことに虚しさを感じることも多いでしょう。
結局、人は自分のレベルに応じた相手と恋愛をしますから、どんなに外見がよくても、恋に悩む人は悩むし、うまくいかない人はうまくいかないのです。
実際、私の会社が主催していた「恋愛セミナー」に訪れる大半の女性は、美しくておしゃれで魅力的でした。
私はよく「こんな可愛い人がなぜ?」と首をかしげたくなったものです。
逆に、お世辞にも外見がよくない人が、素敵なパートナーとしっかりしたおつき合いをしていてしあわせそう…なんてケース、よく見かけます。
大事なことは、あなたの外側ではなく、内側にあります。
あなたの内側が、現実を作っている、ということに気づきましょう。
恋愛で苦しむことも経験のひとつですから、無駄だとか、価値がないなどとは言いません。
それがどんな体験であれ、経験することはとても重要なことで、価値があり、意味があります。
けれども、できれば恋愛は、悩むために、ではなく、しあわせを感じるために、したいもの。しあわせを感じられない恋愛なら、たとえ相手のことが好きでも、少し距離を置いてみてはどうでしょうか。
恋愛で悩みがちな人の共通項には、心の奥底に「誰かに深く愛されたい」という強い思いがあるように感じます。
この「愛されたい」という思いが強すぎるがゆえに、不安にかられて、相手にトコトン尽くしてしまったり、重たい愛情を押しつけてしまったり、声をかけてくれた相手にすぐ体を許してしまったり…。
あるいは、ちょっとしたことで感情的になって、自分から恋愛を壊すような行動に出てしまうとか、ダメな相手や手のかかる人ばかりを好きになってしまう、ということもあるでしょう。
心当たりがある、という人は、まず、愛情を相手にではなく、自分自身に注ぐようにしましょう。自分の内側を、愛で満たすのです。
「どうしたら愛されるのだろう」と、外側にエネルギーを向けるのではなく、自分に対して「大好き」「愛してる」と伝え、抱きしめてあげましょう。
自分自身の存在を、丸ごと肯定するのです。
そして、自分をいつでもしあわせで気持ちのいい状態に保つようにします。
恋愛に関係があってもなくても、楽しいこと、うれしいこと、しあわせなことをやって、自分をいつでも”イイカンジ”の状態にしておくのです。
同じ波長のものは引き合いますから、あなたがいつでも「楽しい」「うれしい」「しあわせ」と思っていると、必ずそういう状況をもたらす出来事が起きるようになってきます。
また、相手との関係において、「私を愛して!」という想いは、とても重たいエネルギーで、相手を疲れさせてしまいます。
そうではなく、いつでも「楽しい」と思うこと、「うれしい」と思う瞬間を連続させること。
それが大事です。
あなたが楽しければ、相手も楽しいはずで、人は楽しいことを継続させたいと思うもの。
そうした、瞬間、瞬間の「楽しい」が連続していき、いつのまにか絆が築かれ、確かな未来へとつながっていくのです。
しあわせは自分の心の内側が作るということ、忘れないでいて。